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クワ・カブの飼育は、決して難しいものではありません。しっかりポイントを押さえて、愛情を持って飼育すれば想像以上に長生きするんです。お母さんや嫁さんは、口癖のように、『どうせすぐ死ぬんやから…』という戯けたことを言いますが、口で言い返してもムダなので実践して思い知らせてやりませしょう。
このページでは、クワ・カブの成虫飼育のポイントを解説しておりますので参考にしていただければ幸いです。
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★準備するものとセット例 |
最近では、昆虫飼育に必要なものは全てホームセンターやペットショップなどで年中販売されていますので、入手に困ることはまずありません。また、エサ類以外は、必ずしも昆虫専用商品を使用する必要はありません。100円均一ショップなどにも使えそうな用品が沢山あるので利用してください。
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●飼育ケースについて |
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専用の商品でなくても、通気性があれば基本的には何でも使用できます。小さめのコンテナBOXなどは蓋がしっかりしまるうえに、乾燥を抑えることができるので好都合です。ガラス製の大きなケースを使用し、熱帯魚用品などでレイアウトしながらインテリアの1つにしてみてはいかがでしょうか。
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下の画像は、準備した飼育用品をセットした一例です。マットはあらかじめ適度に加水し、ケースの底から3cmも敷けば十分です。もちろん深いほうが良いのですが、ケースの蓋に足がかかると脱走の原因になるので注意が必要です。 |
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★成虫管理のポイント |
1.適切な温度を維持する。
温度に気を配る必要があるのは夏と冬です。クワ・カブは夏に活動する昆虫ですが、実はそれほど高温に強くないんです。高山地帯に生息する種類は特にそうなんですが、気温35℃を超えると弱ってしまいます。できれば25℃前後(クワ・カブにとっては快適な温度のようです。)をキープし、高くても30℃を超えないようにしてください。また、冬場について、15℃以下になると極端に活動が鈍くなります。越冬できる国産種などはそのまま越冬体制に入るので問題ありませんが、特に外産種を飼育する場合は10℃以下にならないように気を付けてください。外産種は熱帯地域に生息しているものが多く、日本の冬を越すことはできないんです。それと、季節に関わらず直射日光は厳禁です。
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●夏場の高温対策 |
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クーラーの効いた涼しい部屋で飼育するのが理想ですが、それが許されないという場合はいろいろ工夫が必要になります。例えば、水槽に水を入れて、その上に飼育ケースを浮かべるか、又は石などを錘にして水が浸入しない程度に沈めるという方法があります。ただし、直射日光で水温が上昇すると逆効果になるので注意してください。
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●冬場の低温対策 |
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夏場の高温時と同じように冬の寒さ対策にも工夫が必要です。通気穴を開けた大きめの蓋付発泡スチロールに飼育ケースを入れて蓋をします。さらに使い捨てカイロを封入すると良いのですが、その分酸欠になりやすいので注意が必要です。すこし経済的に余裕があれば、園芸用の温室を利用すると一層ブリードの幅が広がります。温室はホームセンターなどで1〜3万円程度で入手できます。
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2.乾燥に注意する。 |
クワ・カブはとっても乾燥に弱いので常に適当な湿度を保ってあげる必要があります。特に市販の飼育ケースは蓋の目が粗く乾燥しやすいので注意してください。といっても毎日霧吹きするのは大変面倒です。ケースと蓋の間に穴を開けたビニールを挟むか、専用の中蓋を使用すると乾燥を抑えることができます。ただし、水分が多すぎると蒸れて、逆に弱ることがあるので注意してください。
3.エサを切らさない。
クワガタ虫はけっこう飢餓に強いので1週間くらいなら平気で水だけで過ごします。エサ交換は1週間に1度程度で十分でしょう。一方、カブト虫はというと飢餓に弱いうえ、恐ろしく大食なので、最低でも3日に1度はエサの状態をチェックしてください。
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●昆虫ゼリーの扱い |
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フィルムは、十字に切り目を入れておくだけ良い。また、成虫がゼリーを必要以上に掻き出してしまうことが多く、それが原因でマットがビチョビチョ状態になってしまいます。ゼリーの与えすぎにはくれぐれもご注意ください。
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4.ケース内を清潔に保つ |
ケースが不潔になると、細菌などが繁殖して死亡の原因になります。2週間に1度くらいのペースで清掃やマット交換をしてください。
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●小バエの発生に注意 |
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エサに集まってくるショウジョウバエと、マットに集まるキノコバエがブリードにおける強敵(最大の敵は嫁さん)になります。ショウジョウバエの方は中蓋や抑制シートを使用することにより抑えることができます。キノコバエは発生すればマットを交換してください。いずれのハエも一度発生すると完全に駆除するのは困難なので、常にケースを清潔に保つように心がけましょう。
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●ダニの発生に注意 |
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クワ・カブには希にダニが湧きます。ダニには大きく2種類あって、白色の肉眼で確認できる程度の大きさのものと、ピンク色の粉状のものがあります。いずれのダニもクワ・カブから出る分泌物を食しており、人間には無害だそうです。ただし、放っておくと弱る原因になるので見つけたら直ぐに駆除してください。ダニが付着している部分に水道水を当てながら歯ブラシなどで擦り取ってください。飼育ケース内の清掃も忘れずに!
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